しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

写植

モリサワの電算写植のキーボード

「写植の時代」展(レポート)に展示してあった、このキーボード。文字の配列やレパートリが気になったので、キートップの写真を撮っておいた。携帯のカメラで撮ったのであまり綺麗に撮れていないが、これをざっとツキハギして一枚の大きな画像にしてみた。▲…

「写植の時代」展に行ってきた

大阪DTPの勉強部屋 » 「写植の時代」展 大阪DTPの勉強部屋 » 「写植の時代」展・第10回勉強会 終了しました 大阪開催のもじもじカフェ第33回「人の名づけに使える字」と立て続けに「写植の時代」展が開催されていたので、大阪のイベントだが泊まりで行ってき…

スイートプリキュアと写研の書体

朝、テレビをつけたらスイートプリキュアなる女児向けアニメ*1が放送されていた。で、たまたまそのときにオープニングで写研の書体が使われているのを発見。web上でキャプチャ画像を漁ってみたところ、本篇中も含めていろいろなところで写研の書体が使われて…

サマースクール・亮月写植室見学会に行ってきた ―後篇

前篇のつづき。 写植室の中をあれこれ見学 写植を打ち終えたら次の方に交替し、その間に写植室にあるものをいろいろ見せていただいた。

サマースクール・亮月写植室見学会に行ってきた ―前篇

6月に設立されたばかりの亮月写植室が見学できる!ということで、「大阪DTPの勉強部屋」のサマースクールに参加してきた。 亮月写植室へ行くまで 8月20日、曇り。名古屋から中央線で土岐市駅へ。よく調べずに乗ったらその列車はセントラルライナーで、乗車整…

「活字無しで印刷出来る機械の発明」(1925年)

昨日のエントリで紹介した『写真植字機五十年』の中にこんな記述がある。 また〈実業之日本〉は、同年*1十二月一日発行の歳末特大号に「杜川生」というペンネームで「印刷界の大革命*2、活字無しで印刷出来る機械の発明」と題して、やはり六ページにわたって…

『写真植字機五十年』

写真植字機五十年 (1974年)作者: 馬渡力出版社/メーカー: 株式会社モリサワ発売日: 1974メディア: ?購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (1件) を見る上野古書のまちで見つけて購入。700円*1、237ページ。この本は、写植機発明50周年を記念してモ…

亮月製作所、写植のうたを公開

いつの間にか公開されてた! ●亮月製作所・写植のうた●

戦前には図案文字の文字盤があった?

三谷幸吉編著『誰にも判かる印刷物誂方の秘訣』(印刷改造社、1930年)という本を図書館で借りてみた。この本には協賛企業の広告・見本がところどころに差し込まれているが、その中に邦文写真植字機研究所(のちの写研)の広告が2ページある。で、下の画像が…

あの引用符は写研の文字盤にもあった

古本屋で珍しく写植の見本帳を発見。といっても和文書体の見本帳ではなく、『写研文字盤見本帳 ’85 外国文字』というもの。ギリシャ文字・キリル文字・ハングルなどの文字盤も一応載ってはいるものの、中身の大半はごく普通の欧文書体。こんな感じで、(文字…