しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

書体

IPAフォント改訂版公開

IPAexフォント/IPAフォントIPAフォントの改訂版(バージョン 002.03)が公開されていた。リリースノートによると、プロポーショナルが固定幅として認識される不具合の解消、および収録文字の追加が今回の変更点。それに加えて、 「予」偏に「鳥」旁の文字は…

ユニフォントがメイリオに似ている件

824 名無し~3.EXE [sage] Date:2008/02/17(日) 21:05:45 ID:6yr6AvPd ユービックという会社が出している書体、メイリオにそっくりだ。 デザイナーが同じなのかな? http://www.geocities.jp/ubiquefont/100/110/111.html Windowsのフォントスレッド Ver.17 株…

ナウの新旧「な」

はてダの(正確にはログアウトした状態での)トップページにナウが使われているというのを以前書いたが、OpenType 版になるときにかな部分はリニューアルしていたらしい。 ナウ(ゴシック系)「ナウ(ゴシック系)」は、力強い骨格とキレのよいエレメントで…

もじもじカフェ「中華書体事情」後編

前編からの続き。へんな時間に更新。 新聞・雑誌の組み方 (ここらへんは見るのに夢中であまりメモをとっていない) 中国の新聞 横組。 基本的に本文は明朝体、見出しは明朝体かゴシック体。 段落の頭は2字下げが基本。 カギカッコの代わりにダブルクオート…

ねている「眠」

新宿の東急ハンズ、ベッド・寝具売り場にて。ただ単に「眠」の字を横に倒しただけなのに、人(民)がベッド(目)の上で文字通り「ねている」ように見える。うまい。ちなみに、フォントは DF 隷書体。もじもじカフェの後半は明日にでも。

もじもじカフェ「中華書体事情」前編

もじもじカフェ > 第11回「中華書体事情」今回のゲストはダイナコムウェアの小畠正彌(こばたけ・まさや)さん。中華圏の看板・印刷物において、書体がどのように使われているのか?というのが今回のテーマ。以下、内容を簡単にまとめてみる。用語は繁体・簡…

味岡伸太郎

味岡伸太郎 HP 築地・小町・良寛・行成・弘道軒の「味岡かな」シリーズで有名な、味岡伸太郎氏のサイト。味岡かなとロゴデザインぐらいしか知らなかったが、花から建築までかなり幅広く活動しているらしい。これも知らなかったが、氏は愛知県豊橋市出身で、…

どうも見覚えがあると思ったら

ここ最近ナウを使ったりいじったりしていて、この「な」や「ブ」の形に妙に見覚えがあるなぁ、と思ったら、はてなダイアリーのトップページに使われているからだった。なるほど、こいつだったのか。関連:ナウの新旧「な」 - しろもじメモランダム

FontForge で細くしたい

Ubuntu に入っているデフォルトの和文フォントはIPA ゴシックで、これはこれで結構綺麗に見える。ただ、Windows でメイリオを使っていたこともあり、もう少しふところが広めのゴシック体にしたい。が。自分のフォントフォルダを覗いてみても、大したフォント…

ニンテンドーDSでフォントのソフトが

従来のゲームの枠を超えた、さまざまなソフト発売されているニンテンドーDS。そんな中で、海の向こうでは “FONTS ― A Collection of Typographic Minigames” というソフトが。制作は Boogaloo Shrimp。ESRB によるレイティングは E (Everyone)、すなわち対象…

LinoLetter 2008/01 - Helvetica NOW Poster Contest

LinoLetter の今月号が届いた。2007年は Helvetica 誕生50周年ということでいろいろ企画があったようだが、そのうちの一つ、Helvetica NOW Poster Contest が紹介されている。ネット投票が終わり、上位30作品が決まったらしい。Helvetica NOW Poster Contest…

とあるスタンプ屋でのフォント名

ネット上には、オリジナルのスタンプを作ってくれる店がいろいろあるようだ。その中の一つ、 Jamberry という店では、スタンプのフォントに独自の名前がつけられている。たとえば、和文フォントだとこんな感じ*1。本来のフォント名との対応表は、(たぶん)…

等幅フォント OCR-B

新宿駅東口にて。ルミネに入っているこの店らしい。自分には全く縁がないが。Windows にも標準でついている等幅フォント、OCR-B っぽい。ロゴの方は W と M の真ん中が丸く、さらに W の腕がまっすぐに伸びている。ところで。「等幅フォント」は「とうふくふ…

無償で使えるURW++社製35フォント

昨日のエントリで紹介した HelveticaとArial というページに、Helvetica そっくりなフォント、Nimbus Sans の話が出ている。 UNIX,Linux を使用されている方はご存じかもしれない,Nimbus Sans という書体。これは URW++ 社の書体。GhostScript と一緒にイ…

Helvetica と Arial

かなりベタなネタだが、「似ている」といわれる Helvetica と Arial について。 Mac に付属しているのが Helvetica。Windows に付属しているのが Arial。 玄人が使うのが Helvetica。素人が使うのが Arial。(?) Helvetica と、Arial など Helvetica に似たフ…

LinoLetter 2007/12 - Madame

Linotype のメールマガジン、LinoLetter の今月号が届いた。メールマガジンといっても、内容はまるまる下のページで読める。http://www.linotype.com/38/newsletter.html - LinoLetterここで紹介されていた Madame というフォントの OpenType 版は、普通のグ…

「出口」

国会議事堂前駅の、千代田線・丸ノ内線間の通路にて。手作りの「出口」の文字。キリッとした「口」に対し、起筆が不揃いで、妙にプクプクしている「出」の文字。若干傾いているのもミソ。

国立新美術館のサインシステム

六本木(といっても乃木坂が最寄り駅だが)の国立新美術館に、日展を見に行ってきた。美術館の建物は黒川紀章氏設計で、誰にでも受け入れられるようなデザインながら独特な雰囲気がある。館内のサインシステムはどうかというと、いたって普通だった。