書
又た一説に、蒼帝は史皇氏で其名を頡といつた、頡は龍のやうな顔で、大きな口、四つの眼があつて霊光かゞやき、睿徳あつて生れながら書を能くし、河図緑字を受くるに及んで、天地の変を窮め、仰いで奎星円曲の姿を、俯して亀文鳥羽山川を察して文字を創製し…
古本屋で買った台湾の本*1。111ページ。子供向けの本で、「小学生最佳初級習字帖」とある。表紙には隷書で「楷書入門」。筆の持ち方から始まり、「一二三」で横画の練習、「十士王上…」で縦画、「王主上下…」で点、「丁于寸寺…」でハネ、……といった具合に、…
Macintoshが登場して2年後に早くも日本のソフトウェアが登場し米国においても話題になった製品があった。それがこのMac書道である。 Mac書道を一言で説明するなら墨と筆の世界をMacintoshでシュミレートしたソフトウェアということになる。 Mac書道(マック…
4冊目は黄若舟編著・書『漢字快写法』。1983年8月発行、定価0.22元で、上海書画出版社出版。書名にあるように、この本のテーマは「漢字を速く書く方法」。万年筆(钢笔 gāngbǐ)やボールペン(圆珠笔 yuánzhūbǐ)など硬筆での筆記を想定しており、常日頃のメ…
3冊目は、上海書画社出版の『大楷字帖』。1972年9月発行、定価0.12元。下の画像にあるように、ごく普通の楷書の手本。……なのだが、内容がインターナショナルの歌詞。国际歌 (瞿秋白) - Wikisourceマスの右下に、小さく句読点【,。!?】が添えられている。…
「http://www.d1.dion.ne.jp/~kyoko_s/nezumi/nezumi2.html」というページをはてブで知った。他の電気機器からの干渉によって歪んでしまった FAX の文字を、ただのエラーとしておしまいにしてしまうのではなく、そこに伸びやかさと偶然の美を感じ取って味わ…
昨日行ってきた日展の、書の作品について雑記。撮影禁止だったので、残念ながら画像はない。調和体(漢字かな交じり文)の作品の一つに、ルビを振ってあるものがあった。振られているのは読みの難しい漢字のみで、普通の書籍などと同じく、漢字の右側に小さ…