二簡字はどれくらいUCSに入っているのか
簡体字では漢字の字画が省略されて形が簡単になっているが、これをさらに推し進めた「二簡字」というのがある(というか、あった)。
で、この二簡字はUCSでどれぐらい表すことができるのか、第一表についてちょっと調べてみた。
結果はこんな感じ。収録されていないものはIDSで表記した。&CDP-xxxx; はCDP外字*1。
収録されているものは、全体の3分の2ほど。(弊)や
(弹)をはじめとして、簡単な部品同士を組み合わせた漢字は存在していそうなのに、調べてみると意外に無い。逆に、「同音の漢字による書きかえ」的な二簡字は、当然ながらもともと存在していた・使われていた漢字なので、UCSにも入っているようだ。
簡体字の (専)だけでも日本人にとっては「えっ?」って感じのカタチなのに、二簡字で「青」が
に、「尊」が
になっていたりなんかしたら、もう何がなんだか。
*1:グループ:CDP外字 - GlyphWiki にあるPDFで一覧できる。