しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

mashabowのweb本棚「しろもじライブラリ」のご紹介

以前ちょろっとブログに書いただけでちゃんとした紹介をしていなかったので、ここらであらためてご紹介。

文字に興味を持ってこのブログを始めて以来、文字関係の本をいろいろと自分で漁るようになった。高い本にはなかなか手を伸ばす勇気がないので(というか要するにケチなので)比率としてはかなり古本が多いのだが、累計金額を見てみるとそれでも文字関係の本だけで20万円以上も使っているらしい。各種イベントでもらってきたようなフォントのパンフなども含めると、蔵書数は合計300点程度。そのうち漢字に関係するのは約90点、書体見本に関係するのは70点、文字コードに関係するのが30点、……。

こんな感じに蔵書を把握できるのは、メディアマーカー(MediaMarker)という本棚サイトのおかげ。わたしは2009年3月から、このサイトを利用して蔵書の管理をしている。それがこちら。

世の文字好き諸先輩方にとってみれば「なんだこれだけかYO!」な感じの本棚なのかもしれないが、それでも誰かさんの読書や古本漁りの参考になれば幸い。タグで絞り込んだりいろいろな値でソートしたりできるので、適当に触ってみてほしい。ただし無精者ゆえ、読後の感想は基本的に書き込んでいない*1

ちなみに、このしろもじライブラリには以下のものが登録されている。

  • 文字関係の書籍・冊子・パンフ(ある程度の情報量があるもの*2
  • かつ、mashabow が実際に所有しているもの(要は図書館で読んだ本などは対象外)
  • ただし、一部未登録のものもある

このメディアマーカーは、ISBNが振られていないものや Amazon での取り扱いがないもの(つまり古い本とかパンフとか同人誌とか。メディアマーカーでは「独自メディア」と呼ぶ)まで登録することができ、この点がかなり便利。もちろん、タグによる分類や各種ソート、未読/既読の管理、CSVへのエクスポートなどなど、蔵書管理の基本的な機能も充実している。改善してほしい点もいろいろとないわけでもないが、それでも当分の間はこれを使い続けるつもり。なによりも、登録した蔵書の情報をいろいろ眺めているだけで楽しい。

ちなみに、文字関係の他のユーザーを探してみると、

などが見つかる。

こういったデータベースは登録し始めるとどんどん楽しくなってくるし、毎回の登録量(≒本の購入量)も飽きない程度で、ちょうどいい感じに続けられている(少なくともわたしの場合は)。まだ蔵書管理をしたことのない方は、メディアマーカーに限らずどの本棚サイトでもいいので、一度始めてみてはいかがでしょうか。

要約:読書の参考にしたいからみんな本棚晒すといいと思うよ!

*1:内容や感想など知りたければ、mashabow に訊いていただければ答えます。覚えている範囲で

*2:というつもりだけど基準は曖昧。