しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

Writing の授業でのフォーマット

以前受けた授業のメモが出てきたので、とりあえず書き留めておく。


  • 用紙は A4 サイズ
  • 四方のマージンは 1 inch (= 25.4 mm)
  • ヘッダの行送りは single space、本文では double space*1
  • 段落の頭のインデントは 5 spaces (= 1/2 inch)
  • blockquote には double quotes (“ ”) は付けず、全体を 10 spaces (= 1 inch) 下げる
  • justification は使わない
  • New YorkCentury など serif 書体を使い、Helvetica のような sans serif*2 は使わない
  • MS 明朝などの等幅フォントはかなり奇妙に見える*3ので、使わない
  • 文字サイズはすべて 12 points

ネイティブの先生が英語で喋っていたのでメモに漏れがあるかもしれないが、だいたいこんな感じ。このフォーマットがどの程度一般的なものかは知らないが、ここらへんの MLA style というものが元かと思う。

余談だが、この授業で初めて double quotes のジェスチャ*4なるものを知った。このジェスチャ、引用符に guillemets (« ») などを使っている地域では通じるんだろうか。

*1:Word なら「行間」(紛らわしいことにこのソフトではこんな表現になっている)をそれぞれ1行、2行にすればよい。

*2:わかりやすいように “goshikku” と言っていた。たしか。

*3:実際に何と言っていたかは忘れたが、こんなニュアンスだった。

*4:両手をチョキの形にして double quotes の記号に見立て、指先をちょんちょんと曲げる。「いわゆる」の意だとか。