しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

にくづけの初歩の初歩

GlyphWiki:ソフトウェアへの要望で肉付けの話がちょろっと出ていた。

GlyphWiki でグリフを作る場合、自分で動かす必要があるのは筆画の骨組みだけであり、あとは自動的に明朝体っぽく肉付けしてくれる。実際に専用エディタで編集してみれば、どんなものかすぐ分かるかと思う。

ただ、「ソフトウェアへの要望」に書かれているように、GlyphWiki で作成されたフォント(花園明朝とか)やSVG画像では、曲線の代わりに多角形が使われている。

というわけで、曲線で出してみたい。

とりあえず、KAGE形式*1のデータから肉付けされたSVGを生成するのが目標。SVGなら FontForge で読み込めるので、そこからフォントにするのは簡単だろう。重複したパスの処理なんかも、FontForge に任せてしまえばよい。

……というようなことをここ最近考えていた。

まずは単純なところから、ということで、始筆・終筆の飾りを一切無視して、曲線の肉付けしてみる。

JavaScript とか正直よく知らないんだけど、こんなのでいいんだろうか。

今のところ、

  • 表示できる線種は曲線のみ
  • 頭形状・尾形状は無視
  • 青いマーカーはドラッグ可
  • 線幅は変更可

という感じ。

*1:GlyphWiki でグリフの記述に使われている形式。