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しろもじメモランダム

文字についてあれこれと。

江川行書試刻2

書体

昨日作ったものをスキャン画像と比較していたら直したい箇所が結構あったので、ちょっと修正。昨日はスキャン画像を下敷きにして作っていたが、それだけではなく、やっぱり横に並べてもみないとよくわからない。

下の図は左から昨日作ったもの、今日修正したもの、スキャン画像。わりと弄ったつもりだけど、こうしてみると違いが目立たないところも多々ある。

江川行書といってイメージするのはキレのある線質だが、印刷された文字を見ると始筆・終筆の角が結構丸くなっている。もっと思い切ってシャープにした方が「それっぽく」見えるかもしれない。アウトラインの凸凹やマージナルゾーンをどこまで愚直に再現するかも悩みどころ。小宮山先生が覆刻した江川行書の仮名(このPDFで使われている仮名書体)や漢字(『真性活字中毒者読本』 p. 183)では、かなりすっきり整理されたアウトラインになっている。